こんにちは、ぬいぬい(@opitech_web)です!
職業訓練の選考で面接があるケースも多いですが…
「職業訓練の面接って何を聞かれるの?」「よく聞かれる質問って何だろう?」と疑問にぶつかる方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、実際に職業訓練の面接を2回経験したことがある筆者が、職業訓練の面接で実際に聞かれた質問と回答例を紹介します。
- 職業訓練の面接で、実際に聞かれた質問を知りたい方
- 面接対策をしたい方
- 面接でよく聞かれる質問を知りたい方

質問2~質問8は実際に聞かれた質問&回答です。
10分程度の面接は、思っているよりもあっという間…!
質問例を見ながら、回答練習しておきましょう!
職業訓練の面接でよく聞かれる質問事項8選


訓練校側は面接を通して、「この人は訓練に通えそうか?就職できそうか?」という点を中心に、チェックしています。
訓練校が求めている内容や、チェックされているポイントをしっかり把握することで、アピールするべきポイントがわかります。
受かりやすい人の特徴の詳細は、こちらの記事をどうぞ↓


職業訓練の面接でよく聞かれる質問事項8選


よく聞かれる質問事項を、回答例とあわせて紹介します。
質問1. 自己紹介をお願いします。
面接時間は5~10分と短時間なので、選考参加者が多ければ自己紹介は省略されることも。ですが…
今後の就職活動・入社時にも自己紹介は聞かれることが多いので、折角なら準備しておきましょう。
自己紹介は、面接の中でも自分が自由に話せる、数少ない時間ですが、長々と話すのはあまりよい印象にはなりません。
「簡潔に、名前→前職の仕事→職業訓練を受けたい理由」を述べるくらいで大丈夫です。
面接が始まったばかりでは、緊張しているかもしれませんが、場の空気を和らげるぐらいに、ゆっくりと落ち着いて話すと、その後も自分のペースにもっていきやすいです。



筆者自身は、職業訓練の面接では自己紹介は聞かれませんでしたが…
就職活動の面接では毎回最初に聞かれました。
一言目を、意識してゆっくり話し始めると、少し気持ちが落ち着いてしゃべれるのでおすすめです。
質問2. 職業訓練の受講を希望する理由を教えてください。
受講理由は、必ず聞かれる質問です。
この質問に対して、「何となく受講を希望した」等の回答はNGです。希望職に就職したいので、職業訓練校を受講したいことを、分かりやすく伝えましょう。
以下のように「結論→現在の状況→訓練を受講して就職したい」と、論理的に話しましょう。
希望職に就職するため、必要なスキルを職業訓練で学びたい。なぜなら、
現状は、スキルがないため希望職への応募が難しい…。
そのため、職業訓練を受講して、スキルを身に着けて希望職に就職したい …などが一例です



結論から話す方法は、聞いている側も理解がしやすく、非常におすすめ!
特に面接のような時間が限られた場では、
短時間で、分かりやすく、論理的に話すことを意識しましょう。
質問3. 応募された職業訓練のコースでどんなことを学びますか?
応募者の、意欲を測る質問です。
本当にそのコースで学びたいと思っているなら分かっているであろう、「訓練コースの内容を分かっていますか?」という質問です。
基本的には、応募したコースのカリキュラムや、訓練目標に書いている内容を述べればOKなので、答えがある分、サービス質問でもありますね。



面接前には、訓練カリキュラムに最低限目を通して
自分が何を学ぶつもりなのか、把握しておきましょう。
質問4. 前職の退職理由を教えてください。
退職に至る理由は、人によって様々ですがネガティブなものがほとんどです。
ただ、面接の場で、感情的に前職の不満な点を述べるのは、よい印象をもたれません。
退職理由は、できるだけ事実を客観的に、淡々と述べるように意識しましょう。
また最後は、「前職の経験を、次の就職に繋げていきたい」とポジティブな考えで締めると、聞いている側も「前向きに考えているな」、と評価してくれやすいです。



筆者の場合は、前職を退職した経緯を述べた上で、
現在は就職できる状態+前職の経験を活かしたい、と述べました。
質問5. 現在の就職活動の状況を教えてください。
就職意欲を測るための質問です。
まだ求人に応募していない場合は、なぜ応募していないのかの理由も伝えましょう。
最後には、今後積極的に就職活動を行っていく予定であることをしっかり伝えましょう。



現状はスキルが足らないが、職業訓練でスキルを学び
就職につなげたいことを、ここでもしっかりアピールしときましょう。
質問6. 毎日訓練に通うことができますか?
訓練校としては、訓練日は毎日通える、意欲のある人を合格にしたいものです。
この質問には迷わず、「毎日通えます」としっかり伝えましょう。



子育てや介護、用事などの懸念点がある場合も、
可能であればその対策と合わせて、通えることをしっかりと伝えましょう。
質問7. 他の訓練生と、どうやってコミュニケーションをとりますか?
協調性があるかを、測るための質問です。
職業訓練では、教室に訓練生(20人~30人程度)が集まって授業が行われるのが一般的です。
また、決まった時間で決まった訓練カリキュラムを終わらせる必要があるため、「立場や状況が異なる人と、協力できるか」、「問題をおこさず、周囲と協力して授業に臨める人物か」を見ています。
他の訓練生とも「コミュニケーションを取れます」と、しっかり伝えましょう。



社会経験があれば、さまざまな年齢層の方と接する機会もあったはず。
それらの事実を根拠として、コミュニケーションできることを伝えましょう。
質問8. もし希望されている職種では就職が厳しい場合は、どうされますか?
Web制作会社等を目指している場合、未経験での正社員採用は狭き門でもあります。
もちろん、Web業界に入りたいという思いが強いに越したことはありませんが、訓練校側としては、訓練生が就職したという実績も、重要な要素になってきます。
就職活動の状況によっては、「正社員にこだわらずアルバイト・パートも視野に入れて検討する」、「視野を広げて他の職種も考えていきたい」と伝えて、あくまでも就職を第一に目指していることをアピールしておきましょう。



筆者も柔軟に対応する姿勢を伝えながら、心の中では
「絶対にWeb系の職に就職するぞ!」と闘志を燃やしていました…。
まとめ
職業訓練の面接では、「訓練に通ってスキルを身につけ、絶対に就職するんだ」という点を全力で伝えましょう。
筆者は緊張しやすいので、面接前には本番をイメージして予行演習したり、伝えたいキーワードを覚えるように意識していました。
この記事を通して、これから職業訓練の面接に臨む方の力に少しでもなれば幸いです。
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